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Thomasのカリフォルニア日記

日常の生活で感じたことを、徒然なるままに書き留めていきたいとおもいます。

熱気に包まれた夜

今年の初め頃から、アメリカでチャレンジしたいと思っていた事がいくつか実現しました。
その実現できたことのひとつに、アメリカのNGOに関わるというのがありました。以前も書きましたが、Room to Read というサンフランシスコに本部があるNGOでは、アジアやアフリカに図書館や学校を建設し、現地の言葉と英語のバイリンガルの絵本を出版し、女子に奨学金を出すなどの活動をしております。

活動の目的が明確な事、元マイクロソフトのエグゼクティブだったジョンがビジネスの感覚を取り入れて、NGOを運営しているのに共感し、関わりたいと思うようになりました。

サンフランシスコチャプターで活動をはじめたものの、活動の方針が合わず、参加を取りやめたり、本部でのボランティアに何度も履歴書を送ったり、面接を受けたりしたのですが、他のボランティアとの競争が厳しく、実現しなかったり色々ありましたが、年初からボランティア活動を始めることが出来ました。

ボランティアの内容は、メール対応やお礼状の作成など、細かな作業も沢山ありますが、関わっている職員&ボランティアが、子供達に“教育の機会を提供する”というプレゼントをあげる為、イキイキと活動しているのに私自身もパワーをもらっています。サンフランシスコで初めたボランティア活動は、東京に戻ってきた今も続けています。

そのRoom to Readが5月15日に東京の六本木ヒルズで寄付金集めのための大規模なイベントを開催したので、TMと一緒に参加してきました。

今回は、“ネパールの図書館のための夕べ”というタイトルで、当日あつめられた寄付金は、すべてネパールでの活動に使われます。アメリカスタイルの招待制のイベントで、六本木ヒルズの49階にあるアカデミーヒルズに正装した人たちがあつまり、カクテル&フィンガーフードをつまみながらRoom to Read の活動内容などを聞いたり、オークションに参加したりしました。

かなりフォーマルなパーティーなのですが、Room to Readではあくまでも寄付金は現地での活動にあてたいとの方針から、会場も飲み物も食事も全てサポーター企業が寄付として提供下さっています。

今回来日したRoom to Read会長のジョンの宿泊費も渡航費も、ホテルからの寄付やマイルを寄付して下さった方がいるので、イベント当日寄付された金額の全額が途上国での活動資金として役立てられるのです。 
ライブオークションでは、スポンサー企業から提供された豪華賞品(有名ホテルのスィートルーム宿泊券や有名プロゴルファーとのラウンド券など)が、オークション形式で競られて行きます。また、プログラムオークションと呼ばれるものでは、学校を建設する(US $32,000)、現地語の絵本出版(US$1,000)一年間の女子奨学金(US$250)など様々なプログラムがオークションにかけられ、落札されていきます。

なんと、今回は一晩で8名もの方が学校建設を落札するなど多くの人がオークションに参加してくださったおかげで、一晩で6,500万円もの寄付金を集める事ができました。

Room to Readでは、今回のようなイベントだけではなく、Beer for Book(ビールを1杯飲むと100円の寄付になるイベント)やBook Offに古本を提供すると寄付になる仕組みなど、自分たちも楽しみながら、Room to Readの活動に関われるよう、様々なことが考えられています。そして、こんなに沢山の活動が行われているにも関わらず、日本での寄付金集めの活動は全てボランティアがおこなっているというのも驚きです。

フィンガーフード
ドリンク&フィンガーフード。六本木ヒルズ49階からの夜景も素敵でした。

会場の様子
会場の様子。300人程の方が参加。

何度も現地に足を運び、子供達がキラキラ輝く目で学びたいという希望に満ちあふれているのを目にしている会長のジョンが語る話は明確で、もしUS$12,000で図書館を建設すれば、どれだけの数の子供達に学ぶ楽しみ、教育の機会を与える事が出来、子供達がどれだけ目を輝かせているのかを聞かされると、私たちもどんどん引き込まれて行きます。

今回イベントに参加して感じたのは、会場を包む熱気です。
この経済不況でお金持ちでもそうでない人も厳しい現状の中、参加者達が自分たちの出来る範囲で様々な寄付をしていくのをみると、自分たちも出来る事をしていきたいという思いに駆られます。

今回参加したようなイベントが、最善の活動だとはおもいませんが、世の中がすこしでも良くなるように、遠く離れたネパールの子供達のために、多くのボランティアが時間と知恵をつかいこのようなイベントを企画し、賛同した参加者が寄付を行っているのを見ると、私自身もパワーをもらい、そして少しでも世の中の為に役立てるようになりたいと感じる夜でした。

オークション
オークションの様子。プログラムの裏側に番号が記載されており、その番号を高く上げると競り落とす事が出来ます。競り落とした後は、お手伝いで参加しているアメリカンスクールの子供達が、資料をもってきて、寄付の手続きに入ります。

Room to Readのホームページ; http://www.roomtoread.org/involvement/chapters/japan/index.html

(S.M.)
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  1. 2009/05/17(日) 11:15:56|
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遅くなりましたが、落ち着きました。

みなさま、大変ごぶさたしております。
ブログを1ヶ月以上休んでおりましたが、やっと落ち着いてきました。

飛行機便、船便も4月末に到着し、引越しがやっと完了しました。
新しい家の広さは前の家のちょうど半分。
家族はもうすぐ1.5倍。
もちろん、帰ってくるときに大きな家具などできるだけ売ったりあげたりしてきたのですが、やっぱり新しい家は荷物でパンパンです。
サイズもさることながら、レイアウトもCoolです。
築約50年の社宅は洗濯機が発明される前に建てられたのでしょうか、洗濯機を置く場所がありません。
現在は廊下の真ん中に洗濯機の排水ホースが伸びています。

ただ、立地は以前住んでいたあざみ野同様非常にすばらしいです。
田園調布の近く、多摩川まで徒歩2分という立地のおかげで先週土曜日に友人に誘われていったバーベキューも多摩川のサイクリングロードをサイクリングがてら参加することができました。


Sakura.jpg

近所の桜、iPhoneで撮影。


最近忙しいのは仕事ではなく、論文です。アメリカでの研究成果を論文にしようと書いています。
企業の研究者は「論文は家で書くものだ」というなんとなくの気持ちと、部署を移ったために「残務処理」という名前がついてしまっているので会社で論文を書きにくいのです。
そのために週末は図書館にこもっています。
ゴールデンウィークも図書館でアメリカ発のエネルギードリンクROCKSTARを飲みながら、得意でもない英語とにらめっこです。それにしても日本のROCKSTARはアメリカで売っているサイズの半分(250mL)なんです。家もドリンクも半分です。でもおかげで効果の持続時間も短めで、晩はすっきり眠れます。

というわけでせっかく日本に帰ってきたのにともだちとも会わずにノリの悪いやつとなっているわけです。ご了承を。それでも私に会っていただける方は私の予定を埋めてくださいね。


Rockstar.jpg
iPhoneで撮影



S.M.のおなかの中の子も元気にしているそうです。気がつけばもう30週?くらい。おなかもおおきくなってきました。夜はおなかの中で暴れまわってS.M.も夜中眠れないことが多くなってきたようです。私は何も知らずに寝ていますが。

日本でのカルチャーショックも1ヶ月でだいぶおさまってきました。

電車の中で人が”Excuse me”も言わずにぶつかってくる。
朝会社に行って人に会っても誰も握手をしない。
くしゃみをしても”Bless you”を言わない。
げっぷをしても謝らない。
道が狭い。
車が反対に走っている。
電車のアナウンスがうるさい。
「3分間列車が遅れて大変申し訳ございません。」
トイレにペーパータオルがない。
隣に日本人がいてびっくりしても、よく考えてみたら周囲はみんな日本人。
建物の中でタバコを吸っているやつがいる。
ドアを開けてあげても「ありがとう」ではなく「すみません」と言う。
アポイントメントのリマインダーをださない。
だれもエクササイズしてない。
蒸し暑くて息苦しくなる。
飲み屋にチューハイがある。
和食しか食べてない。タイもインドもベトナムもない。
ゴルフ場が遠くて高い。先週行ったのも片道2時間半。
ケータイいじりすぎ。
PCのメールアドレスを教えても「携帯のアドレス教えて」と聞き返される。
1日のうちに歩くことが多い。
女の子がかわいすぎるし、おしゃれすぎる。

など、逆カルチャーショックも1ヶ月で大体おさまりました。

仕事は日本に帰国すると同時に部署が変わり(まあ、部署が変わったから帰国が早まったとも)、かっこよく言うならば、研究者からエンジニアの道を進むことになりました。
今度はバリバリの水処理屋さんです。工場から出る排水をきれいにする水処理プラントを開発したり、売るためのお手伝いをしたり、故障したのをあやまりつつ直したりする仕事、といった感じです。残念ながら今まで専門としてきたバイオを離れ、かなり化学になってしまいましたが、それでも一から勉強しつつ、楽しんでいます。

Rainbow.jpg

会社から見えた虹。iPhoneで撮影

S.M.のお腹の中の子(もちろん私の子でもある)は元気に育っております。
気がつけば31週目。もうあと9週間で産まれるの?という感じです。
S.M.のおなかもとっても大きくなってきました。
東京での産婦人科病院探しも難航しました。 本当に産科事情(里帰り出産)の厳しさを肌をもって感じました。
普通にS.M.が電話をしても「いっぱいです。」「うちは妊娠8週目までに一度来院して頂かないとだめです」などものすごい断られ方です。
最終的にはmassuu先生はじめ、K.F.さん、nobbyさん、H.H.先生、S.I.先生、A.Y.先生などなどアメリカで知り合った多くのお医者さまのおかげで受け入れ先が見つかりました。
今は人間に名前をつけることの重大さに気づきました。
なやんでおります。
>ひらっつ
命名本を貸してください。

まあ、今はそんなかんじです。





  1. 2009/05/12(火) 06:48:46|
  2. 生活
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プロフィール

Thomas CA

Author:Thomas CA
Thomas
2004年生まれ。くま。
2年間、CA(カリフォルニア)を堪能して、現在は強敵K.M.に好かれるべく努力中。

T. M.
Thomas Familyあるじ。会社から派遣され、大学で研究していたのも今となっては泡沫の夢。現在は日本でお仕事中。お外で遊ぶのが大好き。

S. M.
Thomas Familyの元専業主婦。
3年間の専業主婦を終え、満を持して仕事に復帰してからはいっぱいいっぱいの日々が続く。

K. M.
Thomas Familyで一番のあばれんぼう娘。まだまだ人生経験は浅いものの、日本語を悪用し、他人のおもちゃを横取りするときは「じゅんばんこ♪」他人のご飯を横取りするときは「はんぶんこ♪」

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