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Thomasのカリフォルニア日記

日常の生活で感じたことを、徒然なるままに書き留めていきたいとおもいます。

メンドシーノの山小屋

先日、お友達の山小屋があるメンドシーノに行ってきました。我が家からは、3時間のドライブで行くことが出来ます。メンドシーノ カウンティー(都道府県のような行政区分)は、LOHAS(Lifestyle of Health and Sustainability)な生活をしたい人にとって、とても心地よい土地のようです。カリフォルニアでも唯一、遺伝子組み換え野菜の栽培を禁止しているし、オーガニックの野菜や乳製品は充実しているし、マリファナの個人的な使用&耕作は法で罰則しない(私の英語理解が正しければ・・・詳細はWikipedia Mendocino County, California) そうです。どうやらヒッピー達がこのなく愛してやまない土地の用です。

今回は、3年程この土地に通っているお友達のお勧め通り遊んできました。
まずは、Boonvilleの町でウロウロと雑貨屋さんをのぞいたあとは、オーガニックの野菜をたっぷりつかったランチで舌鼓。どこをきりとっても絵になる町です。
20080913_空

20080913_町

20080913_お昼


その後、お勧めのワイナリーでテースティングをしたり、リンゴ農場でお買い物をしながら、お友達の山小屋へ。
20080913_ワイン

20080913_ りんご


この山小屋が、またまた素敵!2年間ほどかけて基礎工事(上下水道/ガスなど)や内部の全面改装をしたというだけあり、雰囲気がある素敵な小屋です。特にAnderson Valley という谷が見渡せる高台の上にあるので、テラスからの眺めは最高!日暮れワインを片手にぼんやり眺めていると、海から霧が谷に向けてどんどん立ちこめてきます。夕飯はご近所でとれた野菜をバーベキューグリルで焼いて、パスタに。焼かれたトマトが、ものすごく甘い香りをだし、今まで食べたパスタのなかでも、一番!というおいしさ。まだ電気が通ってないので、キャンドルをたくさんつけてご飯をたべましたが、目の前のAnderson Valleyの景色とキャンドルの素敵な空間に時間を忘れておしゃべりを続けてしまいました。

20080913_小屋

20080913_眺め

20080913_ 夕飯


翌日は、男性陣はマウンテンバイクでご近所を1時間ほどお散歩。女性陣は、小屋の周辺で雑誌を読んだり、おしゃべりしたり、お昼ご飯を作ったり。このお昼に頂いたVegetarian Chillがまた美味。地元の野菜やトマト&お豆と一緒に煮込んだChiliを玄米ご飯の上にかけ、ヨーグルト&チーズ&パクチをトッピング。これが日本人の口には最高で、TM&SM 遠慮なく食べてしまいました。
帰りは、お友達がいつも野菜を買うという無人の売店に立ち寄り、美味しそうな野菜を買って帰りました。家に帰ってから作ったトマトパスタも最高!いつもと同じレシピで作ったのですが、ハチミツが入っているのではないかと思うほど、トマトが甘い!こんなトマトと出会ったのははじめてです。なのに、500gで150円。幸せ!と感じます。今回の旅でかなりベジタリアンやマクロビの料理に興味がわきました。ちょっと、作れるようになりたいです!

20080914_野菜売り場
無人スタンドにならぶ、おいしい野菜たち

20080914_かぼちゃ
今回初めて購入した、Squash。日本のカボチャよりもズッキーニに近い感覚。皮も食べることが出来、めちゃくちゃ甘いのですが、農家の人に言われた通りフライパンで炒めて、塩&胡椒でだしたら、味がちょっと物足りないとTMに不評。

20080919野菜ケーキ
悔しいので気合いをいれて作った ベジタブルケーキ。こちらは、大好評でした。


ちなみに、1983年にKary MullisがPCR(Polymerase Chain Reaction)というバイオテクノロジーには欠かせないもっとも重要な技術を開発し、1993年にノーベル化学賞を受賞しました。そのアイデアが最初に浮かんだのは、金曜日の夜、週末をメンドシーノにあるキャビンで彼女と過すために向かった運転中(彼女は傍で 熟睡)だそうです。TMは、はじめての高速道路をドキドキしながらSMが運転しているにも関わらず、口を開けながらスカピーと熟睡しています。また一歩、のーべる賞というやつから遠のきました。

(S.M.)
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  1. 2008/09/19(金) 17:11:16|
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Mt. Whitney その4

9月7日
今日は、おまけで一日増えた得した気分の日。
朝はゆっくり起きて、1時間先のセコイア・キングスキャニオン国立公園へ出発。
全く事前のお勉強もなかったので昨日の晩に国立公園博士のTSさんに「ちょっとで楽しい場所ってある?」と無理な質問を浴びせ、このセコイア・キングスキャニオンに決定しました。
このセコイア・キングスキャニオンはMt. Whitneyの西側、ヨセミテ国立公園の南側に位置する東京都の1.5倍の面積を持つ国立公園です。なんと行っても見所は木。とってもでかいジャイアントセコイアという種類の樹が有名です。
今回はTSさんおすすめのGeneral Grant Treeとジャイアントフォレストへ行きました。
特に、ジャイアントフォレストは大きなジャイアントセコイアの木がそこら中にぼこぼこと生えていました。

20080907_木々


その中のGeneral Sherman Treeは「世界で最も大きな生物」だそうです。「大きな」というのは体積だそうで、世界で最も幹の体積が大きい木=最も大きな生物という理論だそうです。
たしかに、でかいです。
本を見てみると、幹の体積は1487立方メートル、根元の周囲31.3m、高さ83.8mです。なんかよくわからないサイズです。
初めて、縦方向にパノラマ写真を撮ってみました。

20080907_GeneralShermanTree.jpg


縄文杉に行って以来、樹木ファンでもあるので、私は結構興奮していましたが、YZは「木には興味ないなぁ・・・。」と言われてしまいました。
この後、ビジターセンターに行くと、なんとMt. Whitneyの登頂記念T-シャツが!
麓の町Lone Pineでは完全にあきらめていたお土産がここではかわいいではないですか!Mt. Whitneyはここから見えないにもかかわらず。

2008_09_07Tshirts.jpg


この後無事にお家まで帰り、家の近所のお寿司を食べて、YZの家で打ち上げパーティーをして、うれしい登山の余韻を味わいました。
(T.M.)
  1. 2008/09/13(土) 00:06:46|
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Mt. Whitney その3

9月6日
本日は朝2時(深夜)に起床です。理由は「午後に山頂でぶらぶらしていると雷にあたるから」ということです。
かなり、シビアにこの決まりはガイドが守っているということで、Mt. Whitneyの登頂率も9割程度だとのことでした。
ガイドはピーターともう一人はJBという二人組でした。特に、JBはヒマラヤのガイドも務める強者で、Mt. Whitneyも今回で45回目のトライ、これが成功すれば40回目の登頂になるとのことでした。
今までにいた強者の話も色々教えてくれました。最も登頂までの時間が短かった人は6時間半で、なんと女の人だそうです。標準は15時間くらいなので、相当なもんです。また、最強のアホはワインをかなり沢山持って来てベースキャンプでどんちゃん騒ぎをし、一人ワイン半分くらいがぶ飲みをして、次の日滑落したそうです。(命に別状はなかったそうですが。)

朝の3時にUpper Boy Scout Lakeを出発です。当然、あたりは真っ暗、星はキラキラの中、ヘッドランプを付けての出発です。意外と夜は寒くなく、歩き始めるとすぐに暑くなってしまい、Tシャツ一枚で歩きました。
途中、休憩をすると目の前の真っ暗でキラキラの夜空に真っ暗でとがったMt. Whitneyの山頂シルエットが。
YZに「写真とってー」とお願いして、1日目の晩に練習した夜空撮影。ガイドは「さっさと行くどー」といった様子でこちらを見ていたものの、写真を見て「すげー」と関心。
このあと、まだまだ続く夜空の中、ヘッドランプで照らされた目の前だけを集中して歩いていると、1時間半ほどでIceberg Lakeへ到着(したらしい、というのも真っ暗で湖も見えず。)。
ここで、5分の小休止後、ヘルメットとハーネス(股の部分に付ける命綱を付ける道具)を装着。

登山中はエネルギーをこまめに摂らないと気がつけばエネルギー切れで急に歩けなくなる「通称:シャリばて」が起こってしまうので、行動食を食べていますが、アメリカではこれがまた厳しいんです。シリアルバーはぱさぱさしていてなかなかのどを通らない。特にYZの持って来た「パワーバー」なる食べ物は食べるのにパワーを使う代物で、ほとんどものすごいでかいキャラメル。あれはきつい。
ほかにも私の持って来た「ショットゼリー」とやらものは日本にあるウィダーインゼリーのサイズ小さいバージョンかと思いきや、ハチミツみたいなもので相当喉が渇きます。
ということで、なかなかエネルギー摂取すらきびしいんです。なんとかあわててシリアルバーを水で流し込み、出発。

ここからは“ノッチ”(Notch: V字型の切れ込みの意)を登って行きます。といってもまだ真っ暗でとにかく何も見えないのですが、出発。
歩いてものの10分でものすごく急峻な岩にへばりつきながら登って行きます。まだ5時。それにしてもどのようにガイドはルートを見ながら登っているのでしょうか。まったく私たちにはわかりません。もうすでに「ツアーで行ってよかったー」と思っていました。ガイド無しならこんなに早くに登り始めていませんし。
このあと、1時間ほど角度60度の急斜面を登っていると、うっすら夜明けが始まり、ノッチの全貌が明らかになってきました。今考えてもあれは暗い中登ってよかったです。もし明るかったら、登る気にならない急斜面でした。
しかも、他にMt. Whitneyに登る道は2つあって、今回のMountaineer’s routeは3つある中では最もまっすぐ急峻なルートです。他の急じゃない道の方が楽やったんかなぁとか考えてしまいました。YZは「せっかくこんな急な道登っても楽な他のコースで登ったのと同じ山に登ったと思われたらどうしよう」なんてことを言っていました。
ただ、この東向き斜面の下側を見るとなんともきれいな夜明けで、しばらくぼーっと夜明けを眺めて、写真を撮っていました。とにかく、きれい。富士山のご来光にも負けず劣らずでした。

20080906_朝焼け

20080906_朝焼けその2


そのあともひたすらノッチの割れ目を延々登り、朝7時にやっとノッチ攻略。ノッチを登っている間、新婚夫婦のヨメはずーっと「このボケヘルメット(fuckin’ crappy helmet)が!」と怒っていました。ワンサイズしかないヘルメットがとっても大きく、目の前の視界がさえぎられていたようです。
いっぽう、YZはヘルメットが小さすぎて、口がほとんど開かず、酸素不足で苦しんでいたようです。山登りは足は長くても頭はでかくない方が良いようです。
この時点で標高4300m。残りはたったの120mです。
私は「後はだらだら登りが続くんかなぁ」と思っていたら、なんと、ガイドJBはものすごいぶっといロープを出して、「絡まってないかなールンルン」とものすごい準備しているではないですか!
T.M.「ソレ、ツカイマスカ?」
JB「イエス。」
よく見ると、びっくりするくらいの岩壁が目の前に。
おそらく、ノッチが斜度60度、この壁、70度?80度?位でした。さすがにちょっと登るかどうか考えてしまいました。まぁ、ガイドはすごい人やし、だいじょうぶやろうと考え、出発。
新婚夫婦・ピーターチーム、T.M.・YZ・JBチームに分かれて、うちのチームは先頭がJB、私、YZの順に登ります。
まず、JBがロープを持って登り、高さ5~10mに1カ所、カムと呼ばれる杭のようなものでロープを固定して、私たちの命綱の留め具となります。ロープの下は私とYZが1.5m間隔で固定されており、私とYZは一緒に着かず離れず登って行く形です。カムのところまで登り、カムを2番手の私が外し、次のカムへ向けて登ります。固定するカムがなくなると1番手のJBは私たちを待ち、私と合流し、カムを渡すと、またJBは先頭を登って行きます。(もちろん、実際は登る順番は交代交代になるはずです)
私がもっともビビったのは、最初の一歩の左足をおく岩場がなかったことです。こんなんであと119.5m登れるんやろうかとかなりうんざりしましたが、とにかく集中して登っていきました。
7月に行ったコスタリカでの木登りがかなり自信につながったのは間違いありません。ミーハーはS.M.に感謝です。
JBが途中カムを使い果たして待っていたときに”Good job!”と言われたのは本当に嬉しかったです。褒め上手は大切な要素ですね。
8割方登ったときに右上の岩にピーターがいて、写真をパシャパシャ撮ってくれました。さすが本物のクライマー、良い写真のアングルを見つけるためにそこら中の岩を命綱なしでぴょんぴょん飛び跳ねています。
おそらく40~50分くらい登っていたんでしょうか。

20080906_登りはじめ

20080906_ローピワーク

20080906_ロープで登る


2008年9月6日8:00 Mt. whitney登頂。

山頂は意外と平坦で岩だらけですが、山頂の風景は360度岩山という非常に爽快な景色でした。
カメラ師匠TSがヨセミテ国立公園のハーフドームに登頂した時の台詞をパクって

“I made it !”

と叫んだものの、実感なし。というより余裕なし。

写真をパシャパシャ撮ったものの、あまりアングルを考えたりする余裕もなし。

20080906_頂上

20080906_頂上マーク

20080906_頂上景色


ガイドのJB「あと、15分で出発」、心なし。

確かに新婚夫婦ヨメはヘルメットの文句を言う余裕もなくただひたすらに「寒い寒い」と言っていました。

山頂には私たちの他には1人だけ、老人が山頂で寝転がっていました。
話を聞くとこのおじいさん、なんとヨセミテ国立公園から知る人ぞ知る「ジョンミューアトレイル」全340kmを14日間で踏破し、ジョンミューアトレイル最終地点のMt. Whitneyへ来たそうです。

ああ、この人こんなコース踏破してどんな気分やろう、すんごい気持ちいいんやろーかと思ったのですが、意外と平然とした感じ。
この人はこの後の人生どんなチャレンジをしたらええんやろうかと少し考えてしまいます。

それにしても、何にも考えず(考えることはできず)、とにかく爽快な気分を感じていました。最初登る前はいろいろ山頂に着いたら、人生最高地点にたったらすんごい考え方変わるんやろーかとかそれこそいろいろ想像していたのですが、そういう細かーいこと抜きで爽快な気分でした。

ということで、15分経過。帰途につきます。
戻るぞー、と言われて最初に感じたのは、「どこを?」という疑問。
行きのあの岩場を帰るんですか?無理っしょーと思っていたのですが、当然他にキャンプ場へと下る道もなく。
下りはYZが1番手、私が2番手でロープをつけ、反対側はJBの体にぐるぐる巻きに固定されています。私たちが滑ったらJBが二人分の体重を支えるという神業です。不安になったので、質問。
T.M.「YZ滑ったら俺、どうしたらええん?」
JB「山側に体を傾けて」
それだけかい。

下りは精神的には非常に怖いです。もちろんずーっと下を向きながら歩いているからなんですが、でもやっぱり下りの方がスピードは速いです。行きは40~50分でしたが、下りは多分30分くらいで下りられました。
その後、ノッチもさくさく下りていきました。ノッチあたりで登りの人たちとすれ違いました。この人たちは特にロープもなく、グループによっては一人の人、子供連れの人もいました。彼らは登れたんでしょうか。
さくっと良いペースでIceberg Lakeまで下りてきましたが、さすがに足がパンパンです。ひざも疲れてきました。

20080906_岩山つづく

20080906_ 最後の岩山

20080906_遠くから湖



まあまあとりあえず、お昼ご飯。お昼はベーグルサンドイッチ(サラミ、ペッパージャックチーズ)。やっぱり喉が渇きます。暑いので日陰でサンドイッチを食べてると、
JB「3日間の行程、繰り上げて今日中にしたまで下りようか?10時間の予定を14時間歩けば下まで着くし、夕暮れには絶対間に合うし、君ら歩けるし、下りてビールを飲もう。」と提案。
「え?」耳を疑ったのですが、次の瞬間、むくむくとチャレンジ精神がわいてきて「オッケー」と返事。

不安になりながらもとりあえず昨日のキャンプ場まで1時間歩いて戻りました。
Upper Boy Scout Lakeに到着し、キャンプ道具をザックにしまい、湖で足・膝を冷やしました。

そこからは無言でえんえん歩きました。結構無言で歩くと集中できて時間が経つのが早いんです。
帰り途中のレッジズ(登山1日目の難関)も山頂岩場の後は結構緩やかに見えました。慎重に慎重に下りていきます。
これを下りきった後はだらだら1時間歩くだけだったので、気分的には非常に楽になりました。この後すぐに川を横切る場所があったので、「わーい」と調子に乗って、顔を洗いました、その瞬間

「ビリっ」

ズボンの尻が破けました。
太ってないのに、太ってないのに、North Faceの山登りズボンやのに、初めてです、尻破けるのは。YZに穴が見えないのを確認して、
無言で歩きました。

新婚夫婦は到着直前、元気が出て来たようで嬉しそうに話をしながら早いペースで歩いていきますが、私はもうスピードが上がりません。
久しぶりに歩く限界手前くらいまでを経験しましたが、なんとか無事16:15に登山口に到着。
13時間を超える長時間ハイキングになりました。

20080906_そら


S.M.の指令「骨一本は折っていいけどそれ以上やったらシバく」はなんとか達成することができました。

このあと、みんなで打ち上げパーティーでハンバーガーを食べた後、1日余ったので、セコイア・キングスキャニオン国立公園見学に行くことに。車で登山口から5時間、本日の目的地Fresnoに到着しました。
やっと、ビールが飲める!とYZと祝杯をあげました。YZは「ぜんぜん眠くない」とビールを3杯。私は2杯で眠さ限界に達したので、歯みがきをしに洗面所へ。帰ってくると
YZ爆睡。
友達甲斐のないやつです。
結局、24時間まるまる起きていました。
(T.M.)
  1. 2008/09/12(金) 19:59:51|
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Mt. Whitney その2

9月5日
朝は6時起きで出発準備をしました。朝ご飯はシリアルとあまーい菓子パン。
8時に登山口(標高2200m)に到着。車の中にご飯やにおいのするものを置いておくと、熊に車を壊されて食べられてしまうため、ベアボックスと呼ばれる金属の箱にご飯を置いておきます。
準備完了後、出発!
出発時にガイドのピーターから「撮っていいのは写真だけ。残していいのは足跡だけ」とどこかで聞いた事のある注意事項を受けました。日本でもアメリカでも変わらないですね。
さて、登りだして30分、早くも一緒に参加しているカリフォルニア夫婦の嫁が遅れだします。「まあ、最初の30分から1時間は体のエンジンがかからずにしんどいからなぁ」と思っていたら、いきなり、その夫婦がギブアップを宣言。
えー!もったいないなぁー。

というのも、このMt. Whitneyは入山許可が必要で、さらに許可証は登山道ごとに発行されるので、この夫婦はこの道をあきらめると他の道にも行けないことになるんです。行きたい人は今年の2月頃から許可証抽選会に応募しているくらいの人気ですから。まぁ、撤退する勇気も大事なので、仕方がありません。

この後、最初の難関“レッジズ”(ledge: 岩層の意)に到着。
ガイドのピーターに「次はどっちの方角に歩くの?」と聞くと、目の前の岩壁を指すではないですか。
さすがにひるみました。
角度が急なだけならまだしも、下は果てしなく何もないではないですか。

20080905_険しい道遠望

20080905_険しい道

そのあと、だらだらと1時間くらい歩くとお昼ご飯のLower boy scout lakeに到着。
今日のお昼はベーグルにチーズ、サラミ、アボカドを挟んだサンドイッチ。カメラ師匠であるTS夫妻を思い出しながら食べる。

その後、目の前に見えていたとんがりの岩の手前にあるUpper boy scout lakeに向かい、出発。
この道はどのくらい続くか判らなかったので特にしゃべることもなく、無心で歩いていたら、意外と近かったようで1時間程度で到着。
到着はお昼2時。
すると、ガイドのピーターがいきなりパンツ一丁で湖へ飛び込み、体を洗っていました。
私たちも全員パンツ一丁で湖へ入りました。これが冷たい!私はあかんあかんと
ものの1分間であがってしまいました。

その後は夕方までぼーっと昼寝をしたり、散歩をしたり写真を撮ったりしました。
いつも山登りの醍醐味は夕方前に山歩きを終えて、テントを立ててゆっくりと過ごすことだと思っています。
今回は高山病対策のため、アルコールは持って行きませんでしたが、のんびりして、きれいな景色を見ているだけで、来てよかったなぁといつも思わせてくれます。
本日の晩ご飯はスープパスタでした。
チキンブイヨンで味付けしたスープに、ペンネ風のパスタと砕いたカップラーメンの麺、パプリカ、ピーマン、ズッキーニ、人参を煮込んだ料理でした。
高山病対策として重要な水分と山登りに大切なエネルギー(炭水化物)がしっかり入ってしかも美味しかったです。
(T.M.)

20080905_湖はるrか下

20080905_ 寝床

20080905_水泉
  1. 2008/09/11(木) 14:18:25|
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Mt. Whitney その1

9/4-9/7に Mt. Whitney (マウントウィットニー。英語ではホイットニーと言っても通じなかったそうです。) へ登ってきました。
Mt. Whitneyはアラスカ、ハワイを除いたアメリカ48州の最高峰です。(北米大陸最高峰はMt. McKinley)Whitneyの標高は14497フィート(4419m)。私にとっては学生時代に登ったハワイ島のマウナケア4205mを超える人生で一番高いところです。
ということで、一人で行ける訳もなく、今回はアメリカの老舗アウトドアショップREI (Recreational Equipments, Inc)のツアーに参加する事にしました。また、外人ばっかりでは不安なので、友人のYZをたぶらかして一緒に行ってもらうことにしました。彼は学生時代、山岳パトロールのアルバイトをしていたそうで、経験は問題なしでした。結婚してから増えた体重だけが気がかりでした。

3ヶ月前から「鍛えるぞー」と毎日ジョギングや水泳、自転車などで運動すると決めてやっていたのですが、ものの2週間で挫折。
出発2週間前に思い出してあわてて毎日トレーニングしました。
一方、同い年のYZは学生なので、夏休みを利用して登山三昧。さらに1歳になるベイビーを背負ってトレーニング三昧。彼はしっかり体重を4kg落として今回の登山に臨んできました。

9月4日
朝8時にパロアルトを出発。この日、日本に帰るYZの家族をサンフランシスコ国際空港で見送った後、一路Mt. Whitneyの玄関口Lone Pineへ。

Lone Pine へ着いたのは夕方5時。集合時間は6時だったので、ちょっとお土産屋さんを覗いてみたが、今まで行った観光地の中でも3本指に入るお土産物のダサさ。いきなりがっくり。
その後、Lone Pineから一気に標高3000mの本日の寝床であるキャンプ場へ。カーナビの標高測定で1秒間に2mくらい標高が上がっていくのにはびっくりです。
6時に到着すると、山岳ガイドが待っていました。
山岳ガイドはなんと、今日Mt. Whitneyに降りて来たところだそう。本当に山岳ガイドって山に住むんですねー。初めて知りました。
一緒に参加しているのはカリフォルニアから来た40歳前の夫婦とハネムーンでMt. Whitneyに登りにミネソタから来た新婚夫婦。ハネムーンでこんなとこ来んでもいいのになーと思ったのですが、そういえば私はグアテマラでYZはケニア。あんまり変わらんかーと私は納得。でも、ものすごいおっきいダイヤの婚約指輪を付けて岩山を登るのは少し違和感がありました。
この日の夕食はトマトパスタ。結構美味しかったです。そのあと、注意事項や、「自己紹介と今までの登山経験、今回の登山前に準備してきたこと」などを話し合いました。

最も勉強になったのは、高山病対策です。やはり、睡眠と水分が最も大事なようですが、彼らが言うには「飲めるだけ飲め、食えるだけ食え」ということ。寝る前1時間で「1リットルの水を飲んでから寝てね。」無理ですよ。
しかも、晩ご飯の時にワインがばがば飲んでるし。お酒は高山病にかかりやすくなるのに。
おかげでYZ も私も就寝後1時間でおしっこで目が覚め、トイレに行きました。これもおそらく赤ちゃん時代を除けば人生初めての経験です。

寝る前には星の写真を撮りました。YZも私もデジタル一眼レフを持っていたので、YZだけ登山に持って行って、私はコンパクトデジカメを持って行き、二人で仲良くカメラを使う事にしました。
星の写真を撮るのは初めてだったのですが、画像は粗いもののなんとか撮れます。
わくわくしてなかなか楽しい夜でした。

(T.M.)

20080904_標識

20080904_星空

  1. 2008/09/10(水) 15:47:39|
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噂の企業探索

お友達に誘われて、噂の企業Googleにお邪魔してきました。検索エンジンで有名ですが、我が家から30分ほどの場所に本社があります。アメリカの企業としてもとてもユニークな企業文化をもっている会社です。日本企業で働いているTMにとっても、外資系企業で働いているSMにとっても、自分の会社とは違うなーと感じる部分が沢山あり、お邪魔するたびに刺激をもらえる会社です。

通称キャンパスと呼ばれている本社は、広大な緑いっぱいの土地に3階建てくらいの建物が並んでいます。建物の間には、広いお庭があり、バレーボールコートがあり、カフェテリアがあり、ランチの時間には人々で溢れています。

今日、お邪魔した一番の目的は社員食堂でのお昼ご飯。まず、社員食堂というとおいしくないというイメージですが、ここのランチはめちゃくちゃ美味しいです。
毎週金曜日は、寿司職人が出張でにぎってくれるらしいです。また、シーズンには、生ガキなどもあり、レストラン以上に美味しい料理が並んでいます。今日は、ヘルシー志向の野菜が充実の食堂で頂きました。メインのお肉はビーフ/チキン/ターキー/サーモンと四種類から選べる事が出来ます。また、サイドメニューのお野菜も5種類くらい用意されているうえ、付け合わせでパスタ/スープ/サラダ(30種類)そしてデザート&ドリンクとものすごく豪華な中から自由に選べます。そして、なんとこの食事が無料!!!夏休みなので、家族連れの人たちもまわりに沢山いました。Google では、入社するとこの無料でおいしい料理をついつい食べ過ぎて、太ってしまうと言われているそうです。

この無料のランチ、よく考えられていると思います。例えば、サラダひとつをとっても30種類以上あるのです。それはお野菜などの基本的な物以外に、お豆腐などアジアの食材、クスクスなどアフリカの食材、オリーブ・チーズ・ハムなどヨーロッパの食材など世界各国の食材が用意されています。 宗教・信条・体調を考慮した様々な人に対応し、世界各国から集まっている社員を満足させるように出来ています。また、忙しい人にはオフィスに持ち帰れるようになっており、時間がある人は陶器のお皿で、ナイフとフォークを使って食べられるようになっています。 社員にとっては、無料でランチが食べられる、移動時間が必要ないなどという基本的なメリットがあります。しかしこのランチはそれ以上のものをもたらしていると思います。ちょうど、母親が美味しい手作りの食事を用意して家で待っているのと似たような感覚を、社員に提供しているように感じます。会社が社員を大切にしているのを感じ、結果としてモチベーションをあげるのではないでしょうか。

このように徹底したこだわりを持って、会社の様々なルールが決められているのはすごい事だと思います。 そして、これらの徹底したこだわりの根本が、“ユーザーが満足するにはどうしたらよいか?”“社員が満足して働くためにはどうしたらいいか?”といったような基本理念のもとにそれぞれの社員が考え、行動しているからのように思います。多くの企業は、経営者や一部の社員は基本理念を軸に、行動を起こしていますが、多くの社員は自分の与えられた範囲の仕事をいかにうまくやるかを考え仕事をしているように思います。したがって、食堂の運営者が社員のために最高の食堂とはという事を考えて、日々働いているとは考えにくく思います。いろんな事を考えさせられる食堂ひとつを見てもGoogleはまだまだ目が離せないと感じました。そして、実際にお邪魔してその雰囲気を感じる事が出来るのは、友人が誘ってくれたおかげであり、この地域に住んでいたからだと思います。Thank you.

20080226_camps.jpg
Google キャンパス

20080226_googlelunch.jpg
おいしいランチ(今回カメラを持参し忘れたので、前回お邪魔した時の写真より)
(SM)
  1. 2008/09/02(火) 16:02:43|
  2. その他
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プロフィール

Thomas CA

Author:Thomas CA
Thomas
2004年生まれ。くま。
2年間、CA(カリフォルニア)を堪能して、現在は強敵K.M.に好かれるべく努力中。

T. M.
Thomas Familyあるじ。会社から派遣され、大学で研究していたのも今となっては泡沫の夢。現在は日本でお仕事中。お外で遊ぶのが大好き。

S. M.
Thomas Familyの元専業主婦。
3年間の専業主婦を終え、満を持して仕事に復帰してからはいっぱいいっぱいの日々が続く。

K. M.
Thomas Familyで一番のあばれんぼう娘。まだまだ人生経験は浅いものの、日本語を悪用し、他人のおもちゃを横取りするときは「じゅんばんこ♪」他人のご飯を横取りするときは「はんぶんこ♪」

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