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Thomasのカリフォルニア日記

日常の生活で感じたことを、徒然なるままに書き留めていきたいとおもいます。

WWF

10月23日にWWF (World Wildlife Fund、パンダのマークの団体ですね。)のUS PresidentであるCarter Roberts氏の講演会が行われ、私も参加してきました。
地球温暖化に関する最近の情報の紹介、WWFの活動についての紹介が主な公演内容でした。
彼はハーバードビジネススクールのMBAホルダーであり、長年P&GやGilletteなどの企業でマーケティングのマネージメントを行っていたという経歴を持ち、初めて民間企業出身のWWF Presidentになったということもあって、現在WWFの活動もビジネスの視点を持って活動しているということを強調していました。
現在、WWFは世界中で19ヶ所の重点保護区域(アマゾン、アムール川、ベーリング海、ボルネオ・スマトラ島、チワワ砂漠、東アフリカ沿岸、コンゴ盆地、インドネシア沿岸珊瑚礁、東ヒマラヤ、ガラパゴス、カリフォルニア湾、マダガスカル、メコン川流域、カリブ海岩礁、ナミブ砂漠、北グレートプレーンズ、テネシー川流域、チリ・バルディビア、長江流域)を設定し、保護活動にあたっているそうです。

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         図 WWFの重点保護区域(オレンジ色が保護区域)

その19ヶ所の区域の環境保護に関してステークホルダーを洗い出し(下図)、その中でも影響力の大きい産業・民間企業へ働きかけ、個別に共同プロジェクトを立ち上げ、実行しているそうです。特に、サプライチェーンへの働きかけに注力しており、現在までにコカコーラ、ウォールマート、イケアなどとプロジェクトを行っているとのことでした。
たとえば、ウォールマートとは魚類の生態系を守るため、生態系への負荷が少ない漁業方法を用いた魚類を販売するというプロジェクトを行っています。
働きかけの方法も「自然保護するための募金」「環境保護による会社の宣伝効果」という側面ではなく、「長期的な視点で見て、ビジネスにプラスになる」という側面から働きかけるという、今までとは異なる方法を用いているそうです。
印象に残ったのは、「意外と環境破壊してますよ」という例として、コカコーラを1リットル作るのにどれだけの水が使われているかという話をしていたのですが、
飲むための水、1リットル
ボトルを洗浄するための水、2.7リットル
コーラに入れる砂糖を作るために必要な水、250リットル。
合計253.7リットルの水が必要だということでした。
びっくりでした。

   20071028224100.jpg

         図 環境保護区域に影響する利害関係図(概略)

(T.M.)
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  1. 2007/10/29(月) 15:05:36|
  2. 環境
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特許で稼ぐ大学。

スタンフォード大学はええ特許をしこたま作ってライセンス供与により結構もうけている有名な大学です。自分の持っている特許を会社に使わせてあげる代わりにお金をいただくということですね。
どんな仕組みで動いているのかがなんとなくわかってきました。

まず、インセンティブ。
学生でも先生でも発明者は大学がライセンス供与により得られたお金の3分の1を「おこづかい」としてもらうことができます。実際に学生などはみんなこのシステムを知っていて、学生が「特許になる」「特許だそう」ということを普通に言っています。実際にうちの先生がもらっている「おこづかい」は100万円/年くらいだそうです。なかなか良いおこづかいですよね。
もちろん抜かりなく、学生のために特許に関する授業も充実しているようです。

次に、システム。
少し細かくなりますが、アメリカの特許は現在のところ「先発明主義」です。これは、最初に「発明した」人が特許を得ることができるというものです。
日本やヨーロッパは「先願主義」といって、お役所に特許の申請書を早く出したもの勝ちのシステムです。
この違いは非常に大きくて、アメリカでは「私がこの日に発明した」ということを証明するために実験ノートをしっかり書かなくてはいけません。毎日実験して、その場で実験ノートにやったこと、考えたことを書き、第三者に正しくその日にかかれたことを証明するサインをもらわないといけません。
当然、こんなことは不可能で、めんどくさいことこの上ないので、もっと簡単な抜け道があります。
発明した内容を簡単に書類にまとめてサインをして、大学内の第三者機関に保管してもらうというものです。
この書類(Disclosure)を提出する先がOTL(Office of Technology Licensing)というところでここがDisclosureを大学中から集めることによって、「今売れる特許商品リスト」を作ることができます。このリストを元にOTLがマーケティングをして買いそうな企業を見つけ、交渉して売るということだそうです。
もちろん、OTLというマーケティング・営業部隊が大学の中にあり、こいつらが優秀でそつのない仕事をするのでスタンフォード大学は特許でもうけることができる、ということのようです。

いやー、この大学は普通に企業です。

でも、大学の全研究費に占める特許収入の割合って1%未満だそうです。いくら研究費使ってんねんってつっこみたくなりますね。

(T.M.)
  1. 2007/10/27(土) 17:19:30|
  2. 生活
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ドライブ日和

こちらもかなり秋が深まってきました。周りの木々も色づき、日差しも秋らしい穏やかなものになってきました。そんなわけで、晴れた週末は絶好のドライブ日和です。オープンカーやクラシックカーで走っている人もいますし、日ごろ見ないオートバイで走っている人も見かけました。我家のドライブはもちろん、自転車です。今週末も我家から一周1時間のコースを走ってきました。

自転車専用レーンが続く道のため、山を登ったり・下ったりしますがあまり苦にはなりません。とはいえ、初めて走ったときはかなり苦しかったので、少し慣れてきたようにも思います。道沿いの木々はすこしづつ紅葉し、日陰を走っているとかなり涼しい風を受けるようになりました。今回、はじめてカメラ持参したので気が付いたのは、木々の背が高いこと。とてもカメラには収まりきらないような大木がたくさんあります。

乗馬クラブが周りにあるので自転車で走っていると、乗馬をしている人に出会うこともありますし、日没ちかくになると野生のシカなどが走っているのを目撃することもあります。
また、家の飾り付けを見ていても楽しいです。今はハロウィンが近いので、かぼちゃを飾っている家もあちこちで見かけます。

五感で感じる秋のサイクリング、最高です。

サイクリング①


サイクリング②



ハロウィン


近くのファーマーズマーケットの駐車場。町のあちこちに、かぼちゃ畑?かぼちゃのテーマパーク?が出現しています。
  1. 2007/10/23(火) 03:31:28|
  2. 生活
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学校

毎週水曜日、サンフランシスコまで学校に通っています。今までとは全く違う事にチャレンジしようと考え、デザインのクラスに通っています。授業は、アメリカ人が15名、その他オーストラリア人・イギリス人・台湾人・私の総勢19名で構成されているため、私にとっては、デザインの授業と共に英語の勉強であり、アメリカカルチャーの勉強でもあります。

授業は、プロジェクトと呼ばれる作品づくりとその講評で進められていきます。作品づくりは数週間かけてつくるものと、1時間程度でつくるものがあります。まず講評ではほんとにみんな意見をいいます。日本人だと遠慮して、なかなか他人の作品にたいして意見を言わないのではないかと思いますが、こちらではみんなが自分の感じた事をいいます。基本的に作品を否定するのではなく、“ここが良かった”“こんな商品につかえるのでは”と、建設的な意見、自分では思いつかないような意見が出てきます。それから「この色の配色が好き」「空間の置き方がいい」などと感じたこと・感性が重要視されています。私が今までいたビジネスの世界では論理的に説明することが重要視されていたので、感性を大切にしているこのクラスは私にとって新しい世界です。また、意見を言う際の雰囲気がとってもフランクです。壁に貼った作品の周りに半円状に集まるのですが、床に座る人、机に座る人、立っている人もいます。コーヒーや水を飲んでいたり、サンドイッチやクッキーを食べていたりします。作品をつくっている間も、勝手に動き出し、人の作品を見たりディスカッションをしたりしています。

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今回は、好きなオブジェ(私の場合は、洗濯バサミ)を横に伸ばしたり、縦に伸ばしたりサイズを変更し組み合わせ、パターンを作成しました。

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今回は、こんな作品ができました。その後は、このようなパターンが何に利用できるかを話し合い。布地・壁紙・ガラス模様など色んな意見がでました。

(S.M.)
  1. 2007/10/22(月) 14:02:18|
  2. 生活
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誕生日会

今週末は、T.M.の誕生日パーティーをしました。親しくしている日本人のお友達が10人ほどわが家に集合、T.M.には内緒で、家の中をハロウィン風に飾りつけ、ドリカムのハッピバースデーの曲と共にシャンパンで乾杯しパーティーがスタートしました。今回はアメリカ風ホームパーティー(脱・飲み会)を目指し、部屋のレイアウトなども考えたので、知らない人同士もワイワイ話す事が出来たように思います。

こちらは、パーティー用品がとても充実しています。Happy Birthdayの垂れ幕はもちろん、部屋の飾り道具、テーグルクロス・お皿やコップなどもハロウィンのかわいい物が沢山購入しやすい金額で売られています。誕生日のT.M.、沢山プレゼント頂きました。スパークリングワイン・ワイン・焼酎・スコッチウィスキー・ビール等々アルコール&かかし・オースティンパワー・アフロヘアー等々の変装グッズ。

お友達のおかけで、今回はとっても素敵なパーティーが開催できました!ありがとうー。

S.M.としては、3週間ほど前から色々と企画していたパーティーが上手くいき大満足。だから多いに自慢したわけです。笑
(S.M.)

071020食事


本日の食事は、チーズ2種類&オリーブオイル・鮭の南蛮漬け・なすとトマトのイタリアンサラダ・グリーンサラダ・フランスパン・コロッケ・豚と大根の角煮・野菜たっぷりのラタトゥーユ・チーズケーキ・チップス

071020衣装


プレゼントで頂いた衣装。ハロウィンの変身はばっちり。もうひとつ、かかしの衣装もいただきました!

071020垂れ幕


071020家の飾り


家の中も誕生日&ハロウィンに飾りつけ

071020お酒


充実のお酒。まだまだ残っているので、また飲み会しましょう!飲みにきてください。

  1. 2007/10/21(日) 00:10:58|
  2. 生活
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Go Stanford !!!

本日はスタンフォードにとって歴史的な日となったようです。
スタンフォードのアメリカンフットボールチーム”Stanford Cardinals”(Cardinalsはスタンフォードのトレードカラーである深紅色の意)は昨年も最下位のチームだったのですが、
今日ロサンゼルスで行われた全米2位の南カリフォルニア大学との試合で、24対23で奇跡的に勝ってしまったようです。

今日は夜の11時半から大学内で深紅のStanford Tシャツを着た学生が1000人以上集まり、”Let’s Go, Stanford!” “Stanford Football!” と騒ぎまくってロサンゼルスからの選手の帰りを待っていました。
ただ、ものすごくノリの悪い大学で、こんなに人が集まっているのに、なんかノリきれていません。さすが、優秀な大学の学生さんなんだなーといった感じです。

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(T. M.)
  1. 2007/10/07(日) 17:45:11|
  2. 生活
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カナダの感謝祭

今夜は、TMの研究室仲間に誘われて、カナダの感謝祭(Thanks Giving)に参加しました。
感謝祭とは、収穫を祝っての祭りだそうですが、実際には家族や友人が集まり“七面鳥・ポテト・クランベリーソース・グレービーソース・パンプキンパイ”を食べるようです。アメリカでは11月第四木曜日が感謝祭ですが、カナダでは10月の第二月曜日が感謝祭だそうです。緯度が高いため、秋が来るのがアメリカより早く、自然と収穫の時期も早くなるので、感謝祭もアメリカより一ヶ月早くなるようです。今回のパーティーを開催して下さったのは、カナダから来ているご夫妻のため、今日パーティーが行われました。アメリカ人は11月の感謝祭と12月クリスマスに家族で集まるそうです。同じ季節に2回も集まるより、日本のようにお盆とお正月と別の季節に集まったほうが良さそうに思うのですが・・・・・

私たちにとって、はじめての感謝祭であると共に、はじめてアメリカの家庭料理をたべる機会でした。「アメリカ人もおいしいもの作れるじゃない♪」というが失礼ながらも素直な感想です。お肉の大きな塊は、4時間かけて料理したとあって、とってもジューシーで、どの料理もおいしかったです。奥さんがベジタリアンのため、ベジタリアン料理も充実していました。私たちは、デザート担当だったのでお気に入りのチーズケーキと共にカボチャの茶巾絞りを重箱につめて持参しました。レシピがよくわからなかったので、日本の母を朝6時半(日本時刻)に電話で起こして、教えてもらいました。ちょっと、おかっな・びっくりでしたが、甘いお菓子なのでみんな食べてくれました。ママ、Thank you.

(S.M.)


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感謝際といえば、「かぼちゃ」と聞いたので、かぼちゃの茶巾絞りを持参しました。ちょっと、日本を表現してみました。


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七面鳥の丸焼き。ほんとに大きなかたまりなのですが、12人が食べた後だと、あまり残っていません。


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ベジタリアンフードも充実しています。
  1. 2007/10/07(日) 15:35:18|
  2. 生活
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大学の研究環境

「大学で研究」と言っても、日本とアメリカで環境が全然違います。

【研究室のサイズ】
まず、違うのは研究室のサイズの違いです。日本では、多くの大学で教授、准教授(助教授)、助教(助手)その下にポスドク(博士号を持った研究員)、博士課程の学生、修士の学生、学部4年生で構成されています。非常に大人数です。
アメリカでは准教授になると一人で研究室を持つことができます。そのため、一般的に研究室の人数は少なくなります。
アメリカではほとんどの博士課程の学生は給料をもらって研究をしています。生活費も家賃もこれでまかなえます。バイトをしている人はいません。日本から来ている博士課程の学生は「日本で博士取るより安上がり」と聞いて来たそうです。
逆に、教授は学生の給料まで稼がなくてはいけません。自然と学生の数は少なくなります。多くて10人といったところです。

【学生の質】
学生も大変です。教授は学生を「雇う」ので、自然と選ばれた人しか研究室に入れません。
研究室に入れなかった修士の学生は修士を取って卒業します。学生は自然と優秀な学生しか集まりません。だから、学生は学部の頃からよく勉強しています。
研究室が小さいので、学生にかかる責任も日本よりは大きくなります。研究室内の席替えで実験室内の配置換え、研究費を取るためのなど日本では助教がしていた仕事も学生が全て仕切ります。
また、教授は研究費に関して「どこの会社からいくらもらった」などという話を学生にするので、「どういう研究をするとお金がもらえるか」というのを自然に知っています。

だから、よくできた学生さんたちがようさんおります。
先生との距離も近いです。セイリングに行くくらいですから。
なかなかよい研究環境です。もちろんものすごく厳しいです。

(T. M.)
  1. 2007/10/06(土) 13:46:33|
  2. 生活
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アメリカ人学生がよくつかう言い回し。

How’s go’n? 最近どうよ? 返事はGood! いまだに間違えて”Fine!”と言ってしまう
absolutely.(definitely) いや、ほんまにその通り。・・・同意
actually~ いやー、実は~ ・・・誘いを断るときによくつける。
Awesome! ええやん!・・・ほめ言葉。
Bunch of~ めっちゃ(たくさんの)~
Oh, man! まじかよー。 ・・・失敗したときによく使う。
Gosh. ああ、しもた。・・・これも失敗で使う。これの方が軽い
Cool! すげー
Cool! Anyway. うん、ええね。ま、そういうことで。・・・話を区切るときによく使う。
What’s up? (Sorry?)何て?・・・聞きなおす表現。”Perdon?”は使われない。

こうやって見てみると、日本でも若い学生がよく使う表現と大体同じ品揃えですね。
これらの表現は年上の人には使わないほうがいですね。聞いてわかればよしですね。
(T. M.)
  1. 2007/10/06(土) 13:11:07|
  2. 生活
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プロフィール

Thomas CA

Author:Thomas CA
Thomas
2004年生まれ。くま。
2年間、CA(カリフォルニア)を堪能して、現在は強敵K.M.に好かれるべく努力中。

T. M.
Thomas Familyあるじ。会社から派遣され、大学で研究していたのも今となっては泡沫の夢。現在は日本でお仕事中。お外で遊ぶのが大好き。

S. M.
Thomas Familyの元専業主婦。
3年間の専業主婦を終え、満を持して仕事に復帰してからはいっぱいいっぱいの日々が続く。

K. M.
Thomas Familyで一番のあばれんぼう娘。まだまだ人生経験は浅いものの、日本語を悪用し、他人のおもちゃを横取りするときは「じゅんばんこ♪」他人のご飯を横取りするときは「はんぶんこ♪」

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